京都・南禅寺に「ふふ 京都」オープン!京文化を味わうリゾートホテル

京都・南禅寺に「ふふ 京都」オープン!京文化を味わうリゾートホテル

2021年4月、京都・南禅寺にラグジュアリーリゾートホテル「ふふ 京都」がオープン。

「ふふブランド」最新となるこちらのホテルは、これまでのふふシリーズホテルの中で客室数最多となります。客室は全室がスイートルーム、ヒノキの香る温泉つき。お食事は京野菜や京都の伝統をたっぷり味わえる炭火料理。
アクティビティには芸舞妓さんとのお座敷遊びや、南禅寺管主の指導による座禅体験など。

まさに京都の文化がぎゅっとつまったホテル「ふふ 京都」。
その魅力をたっぷりご紹介します!

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日本を楽しむラグジュアリーホテル「ふふ 京都」誕生

日本のリゾートとして高級旅館やホテルを多く展開するふふブランド「FUFU JAPAN」から、新しく京都にラグジュアリーリゾートホテル「ふふ 京都」が誕生。全室がスイートルームで、全40室という規模はこれまでで最大です。

場所は京都・南禅寺のほど近く。国指定名勝たる日本庭園を有する無鄰菴(むりんあん)に隣接し、目の前には琵琶湖疏水を隔てて京都市動物園、平安神宮や京都国立近代美術館もすぐ近く。京都の自然・歴史・文化を贅沢に味わえる立地です。

ふふ 京都への入口は石畳。門から玄関まで歩くにつれ、整然としたなめらかな道から、段々と凹凸のある道へと移り変わっていきます。これは真・行・草の考え方を取り入れたもの。書の書体から始まり、茶道など諸芸道にも浸透しているこの考え方に基づいて、訪れた人は日常から非日常へ、リゾート空間へと誘われていくのです。

エントランス
(画像提供)ふふ 京都

館内は御簾(みす)や蔀戸(しとみど)や格子など、平安貴族の館を思わせるインテリアをふんだんに取り入れた空間。京都の細く長い路地を思わせる廊下には、こぼれるような明かりや揺らぐ香りの演出もあり、繊細な情緒を感じられます。
また館内の随所には、京都の作家による焼き物や花人の手で生けられた四季の花が飾られています。

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部屋は全室スイートルーム!

前述したように、ふふ 京都の客室は40室すべてがスイートルーム。部屋タイプは全部で6タイプです。同じタイプの部屋でも調度品などによって少しずつ雰囲気を違えているため、全く同じ部屋は一つもありません。

ふふ 京都のベッドはすべて、シモンズ社と共同開発したオリジナル。くつろぎを重視した、ふふだけの寝心地を楽しめます。また高級リゾートホテルながら、ふふは全室でおひとりさま宿泊OK、子どもの宿泊OKです。

では6種類ある部屋タイプを、「スイート」と「ふふラグジュアリースイート」に分けてご紹介していきますね。

客室:スイートルーム

スイートルームには、4つのタイプがあります。

1Fに2部屋のみとなる、ロビーから一番近い部屋がスタイリッシュスイート。半地下になっており、お風呂に入りながらゆったりつぼ庭を見上げられます。また、ベッドがキングダブルサイズなのはスタイリッシュスイートのみです。(定員2名/約45平米)

コンフォートスイート
(画像提供)ふふ 京都

最も数が多く、全部で26室が用意されているのがコンフォートスイート。1階から4階まで各階にあり、ワンルームタイプと格子で区切るタイプがあります。ベッドはダブルサイズが2つ。なおこれ以降にご紹介の部屋ではすべて、予約すればハリウッドツイン(280cm×200cm)への変更が可能です。(定員2名/約42~47平米)

全4室のプレシャススイートでは、ベッドとソファの間に自分で御簾を下ろすことができます。眠るまでの間は御簾を上げて部屋を広く使い、眠る時には御簾を下げてプライベート感を楽しむのがおすすめ。(定員2名/約52平米)

プレミアムスイートは、ワンルームを格子で区切る形となります。東山を広く見渡せる窓辺にはカウチソファーが置かれており、季節の景色を眺めながらゆったりとくつろいだ時間を過ごせます。(定員2名/約55平米)

客室:ふふラグジュアリーコーナースイート、ふふラグジュアリープレミアムスイート

ふふラグジュアリーコーナースイート・ふふラグジュアリープレミアムスイートは、さらに特別感のある部屋。各部屋には手水鉢が設えられ、桜の木材を用いた床は細かく波打つようななぐり加工による、独特の質感を楽しめます。また窓は敷地内の日本庭園へ向かって開かれ、四季の風景を庭園から東山まで広く見渡せます。

こちらはふふラグジュアリーコーナースイート。ゆったりとしたカウチソファーにオットマンがつき、細やかな光の演出の中でリラックスできます。次にご紹介するふふラグジュアリープレミアムスイートとコネクティングできる部屋もありますよ。(定員3名/約72平米)

ふふ 京都で最もラグジュアリーなお部屋がこちら、ふふラグジュアリープレミアムスイート。オリジナルの絨毯は、疏水の水の流れや、平安貴族の衣装などに施されていた有職文様、そして雪輪紋の中には、庭園の四季を彩る花木が描かれており、お部屋にいながらも、庭園と繋がる京都の過ごし方を表現しています。また窓の外には南禅寺の三門や、五山送り火の大文字山も望めますよ。(定員4名/約91~101平米)

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部屋のお風呂はすべて温泉

全客室にはヒノキの浴槽があり、24時間好きな時に温泉が楽しめます。こちらの温泉は大阪からの運び湯ながら、贅沢にもかけ流しスタイルです、すごい!アルカリ性の単純温泉で、柔らかい湯質が特徴です。

また浴槽と部屋はガラス越し。もちろん障子で目隠しもできます。(一部ガラス越しではない部屋もあります)

快適・便利に過ごせる心遣いが随所に

お部屋の香りからソーシャルディスタンスの確保に至るまで、抜かりない工夫と心遣いがあります。

アメニティはボタニカル・オーガニックの「余香(よこう)」シリーズ。「旅の香りを閉じ込める」がコンセプトの余香シリーズはふふブランドホテル共通で用いられており、特にシャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ・ボディジェルの4種類はホテルごとに香りが異なります。

ふふ 京都で用いられているのは、桜と白檀の香り。どこか懐かしいような心地のする上品な香りが楽しめます。また廊下や部屋の入口には、同じ香りのお香やアロマが焚かれていますよ。

部屋は全室にタブレットを備え付け。また入口すぐには受け渡しボックスが設えられています。これによって、部屋の中からタブレットで頼んだ品を、受け渡しボックスを介して非接触で受け取ることが可能です。

部屋の浴衣は男女で色違い。足袋、雪駄、羽織、館内の移動に便利な小さなバッグもありますよ。パジャマやバスローブは別に用意されており、こちらの浴衣はリラックス用。館内着ですが、屋外に出ても問題のない仕様です。

部屋の中でお湯を沸かすために用意されているのは、ポットではなく鉄瓶。底が平たくなっているIH対応の鉄瓶で、部屋にはそのためのIHコンロもついています。鉄瓶のサイズぴったりにくぼんでいるので、鉄瓶をひっくり返すような万一の心配もありません。鉄瓶で沸かしたお湯で淹れたお茶やコーヒーは、まろやかでとても美味しいのだとか。

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お食事はふふ 京都自慢の炭火料理を

レストラン
(画像提供)ふふ 京都

ふふ 京都のダイニングは、1階にある「京野菜と炭火料理 庵都(いほと)」。調理の様子が見えるカウンター席、日本庭園を眺めるカウンター席、個室席が選べます。

夕食はコースで

庵都でいただけるのは、旬の食材や京野菜を使った、炭火による日本料理。メニューは毎月替わります。

庵都の夕食はコースのみ。新緑、箸付、造り、八寸、炭、鍋、食事、香の物、留椀、水菓子の計10品です。新緑は、京都の四季やふふの日本庭園をイメージした京野菜をふんだんに使用した前菜。子ども用の懐石も注文できますよ。

お刺身の炙り
(画像提供)ふふ 京都

お料理を見た目やお味だけでなく、その演出でも楽しませてくれるのが、ふふ 京都のおもてなし。新鮮なお造りはそのままいただくだけでなく、卓上の炭火で鮮魚やからすみを自分で炙る「炭遊び」(ひあそび)も楽しめますよ。

2021年春の「炭」料理は、青竹筒焼き。半分に割った青竹の中に、筍の皮にくるまれた黒毛和牛の味噌漬け、紅はるかの酒盗チーズ、筍の木の芽焼き、焼きそらまめ、ピクルスマスタードソースとわさびが入っています。

同じく2021年春の「食事」は、鮎ご飯の釜炊き。木の芽、三つ葉、針生姜を添えていただきます。ふっくらした鮎がたっぷりで、なんとも美味しそう!

朝食は縁起のいい4段お重「福重膳」

お重
(画像提供)ふふ 京都

朝食は、福を重ねるという縁起のいいお重「福重膳」(ふくえぜん)。レストランか客室、お好きな方でいただけますよ。

お重から出して一人分を並べるとこんな風。土鍋の中には炊き立てご飯が入っています。鍋料理は、京都の白味噌をふふの出汁でアレンジし、京野菜をたっぷり入れた庵都汁(あんとじる)。

庭園や離れ…ふふ 京都のお楽しみ

ふふ 京都
(画像提供)ふふ 京都

ふふ 京都の日本庭園は、ふふ 京都の建設前からのもの。明治期に作られた南禅寺界隈の多くの別荘庭園群と共通して、雄大な東山の自然景観と連続する形で自然を再現しているのが特徴です。

京都らしい赤松に、春には桜、秋には紅葉が美しく、また夏に夏椿・冬に椿など、四季を通じて折々の花を楽しめます。

庭園に建てられた離れは「八重一重」。夜はバーとして、日本庭園を眺めながらお酒を楽しめますよ。

芸舞妓
(画像提供)ふふ 京都

京都ならではのアクティビティが充実しているのも、ふふ 京都の魅力。離れで楽しめるアクティビティも多く、特に芸舞妓とのお座敷遊びはまさに京都ならではの体験です。他には、茶道、華道、香道体験なども。

離れ以外でのアクティビティは、隣接する無鄰菴の茶室及び母屋を借り切ってのヨガ体験や、南禅寺管主の指導による座禅体験など。ふふ 京都でしか体験できないプログラムが用意されています。

そしてふふ 京都の隠れた見どころは、敷地の四方に平安京にも取り入れられた風水における最良の地勢「四神相応」が表現されていること。写真はふふ 京都の南側の庭。南は朱雀の守護する方角のため、「赤」「窪地」を表現。紅加茂石や鞍馬石などの赤い石を配し、2mの窪地を階段で下りていく形です。
同様に、北・西・東にもそれぞれの四神を表現した景色が整えられています。

まさにふふ 京都は、平安京から現代まで続く京都の文化やエッセンスを受け取ることのできる場所。
京都らしい遊び心やたしなみ心を感じられるホテルです。

どうぞふふ 京都だけの贅沢な時間を味わいに、足を運んでみませんか。

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ふふ 京都の基本情報

住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町41
電話番号:0570-0117-22
アクセス:JR 京都駅よりタクシーで約20分/地下鉄東西線 蹴上駅より徒歩7分・送迎なし
公式サイト:https://www.fufukyoto.jp/

【当取材記事につきまして】
hitotema編集部が企画・取材依頼し、メディア内覧会のご招待を受けて記事を作成しました。

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