みなさん、アップルパイはお好きですか?
今回ご紹介するのは、工房一体型の焼きたてカスタードアップルパイ専門店「RINGO」。こだわりのアップルパイを店頭で毎日焼き上げ、どの店舗も行列のできる超人気のお店です。
お店の名前は知りつつも食べたことがなかった私が初実食。アップルパイのレポとともに、その人気の秘密に迫ってみたいと思います。
目次
年間600万個以上のアップルパイを売り上げる「RINGO」

「RINGO」はチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」で有名な株式会社BAKEが運営する、焼きたてカスタードアップルパイの専門店。全国に15店舗を展開し、年間600万個以上を売り上げています。

今回は「RINGO」第1号店の池袋店にお邪魔して来ました!お店はコンクリート打ちっぱなしをベースに、りんごの赤をキーカラーとしたスタイリッシュなデザイン。ガラス張りで、通りすがりでもつい足を止めたくなる店構えです。

窓越しにアップルパイを作っている様子が見られたので、入店前にしばし見学……。そう、RINGOは全店舗工房一体型で、毎日焼きたてのアップルパイを提供しているんです。こうしてちょっとでも作っている様子を見られるのは楽しいですよね。

見ているだけでよだれが出て来そうだったので、早速お店の中へ。お店に入るとアップルパイがずらりと並び、甘~い香りが充満していました。焼きたてカスタードアップルパイを中心に、限定フレーバーのアップルパイなど常時2~4種類のスイーツが販売されています。
お店の中にイートインスペースはなく、基本的にテイクアウト。今回はゆっくりいただきたかったので、自宅へお持ち帰りしてみました。

焼きたてカスタードアップルパイを4個セットで購入すると、オシャレな箱でテイクアウトできます。1個399円(税込)ですがセットの場合は割安になり、1箱(4個入り)1,512円(税込)。その場ですぐ食べたいという方以外は、セットで購入するのがおすすめです。
箱がしっかりしているので、手土産にも良さそうですね。
温かい状態で食べたい、という方もご安心を。電子レンジとオーブントースターで少し温めるだけで熱々の状態になります!(詳しくはテイクアウト時にいただける説明用紙をご覧ください)

サクサクッとろ~り!絶品アップルパイ

自宅で温めると表面がジュージューするほど熱々に。店頭で購入してすぐ食べるより、自宅で温め直した方が熱い状態でいただけます。あ~美味しそう!!では早速いただいてみましょう。

一口かじるとサクッといい音が(できれば録音して聞かせたい……!)。アップルパイってしっとりしているイメージがあるのですが、これはサクサクしていてエアリー感があります。パイ生地が何層にも重なり、そのきめ細やかさに驚きました。

そして二口目にとろ~り登場したのは、温かいカスタードクリームと煮詰めたりんご。カスタードクリームはとろ~りなめらか、りんごは食感を残した状態でゴロゴロと入っていました。
口の中に広がるパイ生地の香ばしさとりんごの香り……。
アップルパイにはお約束のシナモンは入っていませんが、それで全然いい。甘すぎず、一口、もう一口、と止まらなくなる美味しさです。
ここで感じたのはカスタードクリームの活躍。カスタードクリームがりんごの美味しさを引き立て、さらにパイ生地とりんごをイイ感じに包み込んでいました。主役のりんごを邪魔せずアップルパイをまとめ上げるカスタードクリームに拍手!
美味しさの秘訣は3つのこだわり

多くの方に愛されるアップルパイを作りたいと、試行錯誤を重ねて完成されたRINGOのアップルパイ。サクサク感に驚いたパイ生地はなんと144層!試行錯誤をする中で、144層が一番サクサク食感を実現するということが見出されたそうです。
さらに美味しさの秘訣には、RINGOが掲げるこだわりが3つ!
1素材のこだわり
RINGOオリジナルのパイ生地やカスタードクリームなどは北海道の直営工場で製造。さらに、りんごは青森県産の“葉とらずりんご”を使用しています。葉とらずりんごとは、あまり市場に出回らない、葉っぱをとらずに栽培されたりんごのことで、一般的なりんごより甘味が強いのが特徴です。
2手間を惜しまない
クリームのなめらかさを残すため、りんご入りの生地を先に焼き、その後にカスタードを入れて2度焼きするという手間を掛けています。
3フレッシュな美味しさ
一番美味しいタイミングにこだわり、店舗併設の工房で作った焼き立てのアップルパイを提供。より美味しさが楽しめるように、素材のりんごもフレッシュなタイミングで加工しています。
スバリ、RINGOの焼きたてカスタードアップルパイの魅力とは?

最後に、RINGOの焼きたてカスタードアップルパイの魅力についてスタッフさんに聞いてみました。
「アップルパイの概念が覆されるほど、サクサク感のあるパイ生地が魅力です。またシナモンが入っていないのでお子様にも喜んで食べていただけます。『アップルパイは苦手だったけどRINGOのアップルパイなら食べられる』というお言葉をいただくことが多く、男性のお客様にも人気です。リピーターさんも多いですね。なかなかおでかけが難しい中ではありますが、お仕事帰り、頑張った自分へのご褒美として、ぜひいかがでしょうか」
最後に

一度食べたら忘れられない美味しさの裏には、多くの方に愛されるアップルパイを提供したいというRINGOの想いとこだわりがありました。実はアップルパイが苦手だった我が子も喜んで完食。これは行列ができるのも納得です!
1~2ヵ月に1度季節の商品が入れ替わるので、リピートすると新しいフレーバーが登場していることも。取材時にはチョコレートのアップルパイが出ていました。今度訪れた時にはどんなアップルパイに出会えるかな……?
RINGOの基本情報
公式サイト:https://ringo-applepie.com/
RINGO池袋店(今回取材させていただいた店舗)
住所:東京都豊島区南池袋1-28 JR池袋駅1F
電話番号:03-5911-7825
営業時間:11:00~21:00
アクセス:JR池袋駅・東口階段出て30秒
※最新の営業時間は公式サイトでご確認ください。
【当取材記事につきまして】
hitotema編集部が企画、ライター中島誠子さんが取材依頼し、記事を作成しました。