宮城石巻「浜の暮らしのはまぐり堂」浜でゆる〜り過ごす暮らしの会 #東北イイトコ便り

宮城石巻「浜の暮らしのはまぐり堂」浜でゆる〜り過ごす暮らしの会 #東北イイトコ便り

忙しなくどこか閉塞感を覚える日々を送っていると、肩の力を抜いて自然の中で伸び伸び過ごしたいと思うことはありませんか。

宮城県石巻にある「浜の暮らしのはまぐり堂」さんは、「ごはんの日」や「暮らしの会」などを開催している、東北のおすすめお出かけスポット。ゆるりとした時間が流れる古民家で美味しいごはんを食べたりお茶したり。浜辺で海を眺めたり石を拾ったり。身も心もふわっと開放できる暮らしの会に参加してきましたよ。

山形から仙台に引っ越し、くだものだけではない東北の魅力をあらためて再発見中。今回は「#東北イイトコ便り」をお届けします。

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石巻の蛤浜にある「浜の暮らしのはまぐり堂」

「浜の暮らしのはまぐり堂」(以下「はまぐり堂」)さんは、宮城県牡鹿半島蛤浜(おしかはんとうはまぐりはま)にあります。蛤浜は牡鹿半島の付け根に位置し、山と海に囲まれた小さな漁村集落。仙台駅から車で約2時間、JR仙石線の石巻駅から車で約30分です。

はまぐり堂さんはオーナーの亀山さんのご実家でもある古民家を改装したお店で、お昼ごはんと食後のおやつをいただける「ごはんの日」や、ゆるりとした浜の暮らしを体験できる「暮らしの会」を開催しています。

はまぐり堂さんがあるのは、蛤浜の高台。ウッドデッキからは穏やかな海と浜を眺めることができますよ。スタッフさんの遊び心あふれる手作り椅子がすごく可愛い!

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浜辺で遊ぶ、自然に触れる

はまぐり堂さん近くの浜辺は石の浜。海の色は山々の緑を映す深緑色だったり、空の色を映す青だったり。季節と天候によりその表情を豊かに変えていきます。

寄せては返す波と戯れる、浜辺ならではの遊び。大人になると、自然と直に触れる遊びから遠ざかりがちですが、はまぐり堂さんの暮らしの会では、海や山などの自然と無理せず触れ合うことができます。(季節や天候により触れ合う内容は臨機応変に変わります。写真は8月。秋冬は焚き火や芋煮会などの遊びがあります。)

ほんの少し自然と戯れるだけでも、一気に子供心が戻ってくる不思議。自然の持つ癒しの力に身も心も委ね、子供のように無邪気に遊ぶ時間を持てることが、暮らしの会の魅力です。

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海の幸山の幸をいただく

クロダイ
(画像提供)はまぐり堂

暮らしの会やごはんの日には、石巻でとれた海の幸山の幸を使った美味しいお昼ごはんをいただくことができます。
こちらの黒鯛は、暮らしの会の開催日早朝、オーナー兼漁師の亀山さんが漁で獲ってきたもの。獲りたてすぐのお魚をいただけるとは、なんて贅沢でしょうか!

ごちそう
(画像提供)はまぐり堂

大皿で並べられたご馳走の数々に胸躍るお昼ごはんの様子がコチラ!
ちなみに、このように大皿でお料理が提供されるのは、暮らしの会のときだけ。ごはんの日には、1人ずつ用意されたスタイルでお料理が出されます。

暮らしの会の定員は5人までの完全予約制(2020年現在は大人の参加のみOKとなっています)。取り分け用のお箸や木のスプーンが大皿全てに一つずつ用意されるなどの配慮もあり、安心して食事することができました。スタッフの方たちも一緒に食卓を囲み、穏やかな雰囲気でお昼ごはんをいただきましたよ。

まあるいおにぎりと黒鯛の焼き物、アンチョビ&ほくほくじゃがいも、かぼちゃとピーマンの煮浸し、タコのカルパッチョ、お漬物などなど。どれも作り手のあたたかさや優しさが伝わってくるようなご馳走。こういうお料理をいただく機会って、ありそうでない昨今。しかもみんなで一緒にいただく。人と人とのかかわりがもたらす安らぎに気づかされる、暮らしの会のお昼ごはんでした。

お昼寝もOK。のんびり自由に過ごす

暮らしの会は、10時か11時ごろから15時ごろまで、はまぐり堂さん貸切で開催されます。お昼ごはんをいただいた後は、まったりのんびりと過ごす時間がたっぷり。

そもそも、わたしが暮らしの会に参加したいと思ったきっかけが、開催告知メッセージにあった「お昼寝したり・・・」というフレーズでした。ごはんを食べた後に畳でゴロゴロお昼寝。なんて魅力的なプランでしょうか!

お昼寝用にタオル類も貸していただき、足を伸ばしてのんび〜り過ごす。何もしない、何にも追い立てられない幸せを感じましたよ。

フットレスト付ソファに腰掛けて雑誌を眺めたりも。
過ごし方が自由って素敵です。イベントやワークショップなどと違い、「やること」が決まっているわけではなく、参加者の気持ちのまま過ごしていい暮らしの会。まさに身も心も開放されるひとときです。

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お絵描きしたりおやつを食べたり、童心に返る

ずーっとお昼寝していてもいいのですが、ちょっと「遊ぶ」プランも用意されているのが、暮らしの会の素晴らしいところ。午前中、浜遊びの際に拾ってきたお気に入りの石に、午後は絵付けをして遊んでみました。

何を描こうか、これ描いたらいいんじゃない、これ描いたら面白そう!などなど、会話も弾みながら面白おかしく描いていきます。拾ってきた石に筆を使って絵や文字を描いて遊ぶ。この、アナログな感じがたまらなく楽しい!

手で何かを作りあげる遊びは、想像以上に、大人を童心に返すようです。

お絵描きして遊んだ後はおやつタイム。

ごはんを食べてお昼寝して、遊んでおやつを食べる。これは、そう!子供の1日の過ごし方ですね。大人であるべきという殻を脱ぎ、子供に戻ったように過ごす1日。
はまぐり堂さんの暮らしの会に参加すると、ふわっと身も心も軽くなるのは、日頃身にまとっている「大人」という鎧のようなものを、自然と脱いでしまうからかもしれません。

美味しくて素敵なお土産も

はまぐり堂さんで、とても魅力的なおやつに出会いましたよ!

スタッフさん手作りの「浜のカステラ」。パッケージデザインやイラストがとっても素敵。宮城のお隣、山形のデザイナーさんやイラストレーターさんが手がけているそうです。

浜のカステラは、宮崎県で菓子店を営んでいた、スタッフりこさんのおじいさまのレシピを再現して作られています。木枠やザルなど昔から使っている道具を譲り受け、保存料や膨張剤などを加えずに、卵の泡立てだけでふんわりと膨らませているのだそう。

牡鹿半島の新鮮な平飼い卵と国産はちみつで、昔ながらの製法でじっくりと焼き上げられた浜のカステラは、こっくりとした深みのある黄色。口当たりがしっとりとした優しい味わいのカステラです。

カフェ店頭で買えるほか、はまぐり堂さんのオンラインショップでも購入可能な、おすすめの逸品です。

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まとめ

宮城県石巻の牡鹿半島にある「浜の暮らしのはまぐり堂」さん。ゆるっとした浜の暮らしを体験できる「暮らしの会」は月1回ペース、お昼ごはんをいただける「ごはんの日」は週末に不定期で開催されています。
古き良き雰囲気あふれる、広々とした古民家のお部屋でごはんを食べたりお昼寝したりしに、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

kaoriの取材絵日記

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浜の暮らしのはまぐり堂の基本情報

住所:宮城県石巻桃浦字蛤浜18
アクセス:JR仙石線石巻駅から車で約30分
電話:0225-90-2909
不定期営業(暮らしの会、ごはんの日の開催日や詳細は公式サイト等で確認を)
公式サイト:https://www.hamaguridou.com/
オンラインショップ:https://hamaguridou.shop/

【当取材記事につきまして】
ライターmikami kaoriが企画・取材依頼し、記事を作成しました。

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