空飛ぶペンギンの次は新クラゲエリア!進化する「サンシャイン水族館」

空飛ぶペンギンの次は新クラゲエリア!進化する「サンシャイン水族館」

東京・池袋の地上40mに位置する「サンシャイン水族館」に、2020年7月、新エリア「海月空感(くらげくうかん)」がオープンしました。2017年に「天空のペンギン」が誕生して話題となりましたが、次はクラゲエリアです!

新エリアをはじめ、人気のエリアや見どころなど、年パスを持っていた私が進化するサンシャイン水族館の魅力をまるごとお届けしたいと思います。

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天空のオアシス!ユニークな展示が魅力のサンシャイン水族館

JR池袋駅より徒歩約10分という、都心にあるサンシャイン水族館。1978年、「サンシャインシティ」にオープンし、2011年に「天空のオアシス第1章」として全館がリニューアルオープン。“空と光と水と緑に満ちた都会の非日常空間=天空のオアシス”をコンセプトに、ビルの屋上とは思えない開放感や透明感、躍動感を感じられる水族館へと生まれ変わりました。

こちらがそのフルリニューアルで話題となった、マリンガーデンの「サンシャインアクアリング」。直径8mのドーナツ型水槽は、ぐるぐると泳ぐアシカを下から横から見られるユニークな展示です。

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大人気!ビルの高層に出現する空飛ぶペンギン!

2017年には「天空のオアシス第2章」として、屋外エリア「マリンガーデン」が大規模リニューアルされました。イチオシの場所は、やはり“空飛ぶペンギン”が見られる「天空のペンギン」。幅約12m、正面から頭上にかけて大きくオーバーハングした水槽では、都会の空を飛ぶケープペンギンたちの姿が見られます。

そして、正面を見れば、都会のビル群を飛ぶペンギンの姿!このような展示手法は世界初なんだそうです。地上40mのロケーションを生かし、計算されつくした景観は、何度来ても感動させてくれます。

ケープペンギンたちが暮らすのは、水中だけではありません。「天空のペンギン」の隣にあるのが「草原のペンギン」。こちらも世界初、都会の屋上に、野生のケープペンギンが住む南アフリカ・ケープタウンの草原をイメージした展示です。つぶらな瞳で見つめるペンギンに、思わずキュンとしてしまいました。

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2020年7月オープン!新クラゲエリア「海月空感」に癒されよう!

続いてご紹介するのは、2020年7月にオープンした新エリア「海月空感(くらげくうかん)」。クラゲの水槽は全部で6つあり、中でも国内最大級の横幅となる水槽「クラゲパノラマ」は、圧巻の美しさ!大きく弧を描くようにデザインされた水槽は、目の前に立てばクラゲが視界いっぱいに広がり、海の中での包容感を体感できる設計になっています。

暗い海の中で、透明なミズクラゲがふわふわと浮かぶ幻想的な世界にうっとり。水流にのって漂うクラゲは、広く無限に続く海の中を感じさせてくれました。水槽の形状やクラゲの見せ方だけでなく、照明、音、香りなど、空間全体にこだわったという海月空感。アロマの香りやBGMが疲れた体や心を包み込み、癒しを与えてくれます。

「クラゲトンネル」は、近くで見るのもいいのですが、実はちょっと離れて見るのがポイント。床が反射しやすい仕様になっており、360°クラゲに囲まれているような空間が見られます。

その他、クラゲが飛び出してくるように見える「クラゲルーペ」という水槽や、万華鏡のようにクラゲが見える「夢幻海月(むげんくらげ)」という展示もあり、クラゲだけでも見応えたっぷりです。

突然ですが、ここで取材時に伺ったクラゲのトリビアをご紹介。優雅に泳いでいるように見えるクラゲですが、実は泳げません。ふわふわ泳いでいるように見えるクラゲたちは、水流に流されているだけなんだそう。そのため、水槽には水流を作り出す配管がたくさん張り巡らされています。

さらに、クラゲには脳も心臓もないんだそうです!!みなさんご存知でしたか?私は、何年もクラゲを見てきて、初めて知り、衝撃でした。そんな生命の神秘を感じながら鑑賞してみると面白いかもしれませんね。

まだまだある!年パスを持っていた私が教えたい9つの見どころ

私は、最近まで年パスを持っていたほど、サンシャイン水族館が大好き。まだまだ見どころがいっぱいありますので、私がおすすめしたい9つの見どころをご紹介していきたいと思います。

サンシャインラグーン(1階)

「サンシャインラグーン」は南国の浅い海をイメージした、約45種1,500もの生きものが暮らす巨大水槽。大きなエイが優雅に泳ぐ姿が見物です。そして、いつも端っこにいて、普段ほとんど動く姿が見られないトラフザメにもご注目を。泳ぐ姿が見られたらラッキーです!(なんと、取材時に泳ぐ姿を見ることができました!)

冷たい海(1階)

「冷たい海」には、日本国内の水族館でもあまりお目にかかれないゾウギンザメが。サンシャイン水族館では、日本で初めて孵化に成功してニュースになりました。生きた化石と称されるシーラカンスより進化が遅いと言われています。

生命の躍動(1階)

ここ、ただマイワシがぐるぐる泳いでいるわけではありません。大きなコブダイが真ん中にいて、それを敵とみなしたマイワシがギュッと集まり、群れで逃げているんです。でも、コブダイはマイワシは食べません。(普段大群をなす姿が見られるのですが、取材日コブダイは不在。おかげで、ちょっと気がゆるんだ姿のイワシたちが見られました。)

大河アマゾン川(2階)

1階とはまた違った雰囲気が楽しめる2階の海辺の旅ゾーン。薄暗く、ちょっと不気味な雰囲気さえ漂うこの水槽では、まるでアマゾンに来たかのような気分に。陸上にはグリーンイグアナもいるので探してみてください。

水から陸へ~両生類の世界~(2階)

両生類の展示も見応えあり。おすすめは、カラフルな見た目の猛毒「ヤドクガエル」。偽物のようですが、本物です。

湖にすむアザラシ(2階)

皮下脂肪たっぷりの丸い体にまん丸の目が愛らしいバイカルアザラシ。2019年3月に生まれたオスの「メロ」は人に興味があるようで、近づいてきてくれます。スピーディーに泳ぎ、元気いっぱいですよ!

カワウソたちの水辺(屋外マリンガーデン)

(画像提供)サンシャイン水族館

サンシャイン水族館のアイドル「コツメカワウソ」に会えるカワウソたちの水辺。寝ていたり遊んでいる姿は悶絶のかわいさです。本来の生態に近い環境で、いきいきと動き回る姿をじっくり見てみてください。

天空パス(屋外マリンガーデン)

モモイロペリカンの泳ぐ姿も下から覗けます!ぽっちゃりとしたお腹がとってもキュート。

パフォーマンスステージ(屋外マリンガーデン)

アシカのトレーニング風景が見られる「パフォーマンスステージ」。現在、全部のパフォーマンスが休止中のため、アシカのパフォーマンスも見られませんが、1日数回、アシカたちがトレーニングをしている姿を見ることができますよ。

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