ヨークで出会ったHebden Tea #ロンドン女子の英国日記

ヨークで出会ったHebden Tea #ロンドン女子の英国日記

こんにちは、在英ライターの山田志桜里です。こちらの連載コラム #ロンドン女子の英国日記 では、私の大好きなイギリスや紅茶についての小話を綴っています。

ロックダウンの緩和は始まったものの、まだしばらくはおうち時間が長引きそうなイギリス。自宅で美味しい紅茶を飲みながらリラックスする時間が増えました。

リード

今回のコラムでは、最近の私のお気に入り「Hebden Tea」をご紹介したいと思います。

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中世の面影が残るヨーク

イギリス観光といえば、やはりロンドンが定番ですが、他にも魅力的な都市が数多くあります。今回ご紹介する「Hebden Tea」は、ロンドンから電車で2時間半ほど、北部イングランドにある「ヨーク」という街で出会った紅茶です。

中世の面影が残るヨーク
(画像出典)PIXTA

ヨークは長い歴史を持つ古都で、城壁に囲まれた旧市街には、中世の面影を感じられる建造物がたくさん。美しい街並みはもちろんのこと、イギリス最大のゴシック建築であるヨークミンスターや、世界最大級の規模を誇る国立鉄道博物館など、観光を楽しめるスポットも充実しています。

シャンブルズ通り

ヨーク観光で外せないのが、木骨造りのお店が軒を連ねる「シャンブルズ通り」。

シャンブルズ通り
(画像出典)PIXTA

上階が前にせり出ている建物が特徴的で、これはその昔、ここが肉屋通りだった時代に、軒下に生肉をぶら下げていた時の名残だそう。現在は、おみやげやさんやティールームなどが立ち並びます。

作者のJ.K.ローリングさんは、作品とは何も関係がなかったことを説明していますが、この街並みの様子が、映画ハリーポッターに登場する魔法界のショッピング街「ダイアゴン横丁」の雰囲気と似ているため、ここからインスピレーションを受けたのではないかとされていました。

ハリーポッターファンも多く訪れる

ハリーポッターファンも多く訪れる場所で、シャンブルズ通りを歩けば、ハリーポッターグッズや魔法使いにちなんだグッズを販売しているお店にも出会えます。

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Hebden Tea

そんなシャンブルズ通り沿いにあるお茶専門店が、こちらの「Hebden Tea」。

Hebden Tea

世界各国から集めた高品質のお茶を集めていて、紅茶、白茶、緑茶、ウーロン、プーアール、ルイボスなど、取り扱うお茶の種類は多岐に渡ります。

茶葉はすべてサンプルの香りを嗅ぎながら選ぶことができ、お好みの味や飲みたいシチュエーションを伝えると、フレンドリーな店員さんがお茶探しをお手伝いしてくれます。

テイクアウェイ、イートインでお茶をいただくこともできるので、購入前にお店でゆっくりお茶を楽しんでみたり、お茶を片手に街散策をしてみたりするのもおすすめです。

珍しいブレンドがたくさん

私がHebden Teaを気に入っている理由の一つが「珍しいブレンドに出会える」こと。他のお店ではなかなか見かけないブレンドがたくさんあり、店内を見て回っているだけでもワクワクしてしまいます。

お店の一番の人気商品は、こちらの「クリーミーピスタチオ」。

クリーミーピスタチオ

ピスタチオにデーツ、ローズヒップやリコリス、ドライヨーグルトが入っていて、ナッツのコクとデーツの甘さが程よい一杯。Hebden Teaに来た方には必ずおすすめしているブレンドなんだとか。

香りを嗅いだだけでその美味しさが伝わってきて、すぐに購入を決めました。50gで4ポンドとお財布に優しい価格帯も魅力です。

そしてこちらは、店員さんがおすすめしてくださった「カフェモカ」。

カフェモカ

ココアピールにコーヒー豆、ホワイトチョコレートチップなどがブレンドされたもの。紅茶なのにコーヒーの香りがするなんだか不思議な感覚ですが、チョコとカカオがすっと鼻を抜けていく後味が気に入っています。

私はもっぱら紅茶派で、家でコーヒーを飲む習慣がなかったのですが、ちょっぴりいつもと違う気分を味わいたい時は、この「カフェモカ」ティーを淹れています。

このティーポットも、シャンブルズ通りのお店で購入しました!
このティーポットも、シャンブルズ通りのお店で購入しました!

他にも、香りを嗅いでいて気になった、アップルやシナモン、オレンジスライスが入った「オレンジクッキー」、緑茶に洋梨や生姜、ココアピールを加えた「ペアー、ジンジャー&チョコレート」は、テイクアウェイをして、お散歩中やホテルのお部屋でゆっくり楽しんでいたのですが、最終的にはどちらもおみやげに購入してしまいました。

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ヨークから届くお茶でティータイム

なかなかヨークに行く機会がない方も多いかと思いますが、Hebden Teaは海外発送も対応しているため、日本からでも購入が可能です。

「キャラメルキャロット」「ルバーブ煎茶」、「レモンメレンゲ」など、なかなか見かけない組み合わせのブレンドばかりで、サイトを見ているだけでも、ウィンドウショッピング気分が味わえます。

ヨークから届くお茶でティータイム

いつもとは一味違うティータイムをお家で試してみたくなったら、ぜひHebden Teaのことを思い出していただけると嬉しいです。

Hebden Teaの基本情報

住所:21 The Shambles, York, Y01 7LZ
電話番号:+441904656707
公式サイト&公式オンラインショップ:https://www.hebdentea.com/

【当取材記事につきまして】
ライター山田志桜里が企画・取材依頼して記事を作成しました。

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