冷蔵庫の野菜室収納を見直し!食品ロスが減れば、節約効果もUP

冷蔵庫の野菜室収納を見直し!食品ロスが減れば、節約効果もUP

冷蔵庫の野菜室から干からびた野菜が出てきた経験は、誰しも一度くらいはあるのではないでしょうか?使いかけの野菜の存在を忘れたり、せっかく購入した野菜を腐らせてしまったりしたら、自己嫌悪に陥りますよね。

野菜は新鮮なうちに最後まで使いきるようにしたい!

そう考えたならば、まず野菜室の収納を見直してみませんか?収納の見直しは、食品ロスを防ぐためにとても有効な手段です。そこでここでは、冷蔵庫の野菜室が使いやすくなる野菜収納のコツをご紹介します。

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冷蔵庫の野菜室収納のポイントは「定位置の決定」

冷蔵庫の野菜室収納のポイントは「定位置の決定」
(画像出典)PIXTA

冷蔵庫の野菜室の中、どこに何を入れるか決めていますか?
買い物のあと、野菜室の空いているところにそのまま野菜を突っ込んでしまう人は意外と多いです。定位置があいまいだと、どうなるかというと……

使いたい野菜が見つからず探すことになります。探すのが面倒で、使いかけの野菜があるのに、ついつい手前にある買ったばかりの野菜を選んでしまうかもしれません。そして、あとで見つかる使いかけの野菜。
定位置が決まっていないと、こうした悪循環が生まれやすくなります。

ですから、よく使う野菜は定位置を決めておくのがおすすめ。例えば新聞紙で保存した野菜は、中身が分からず放置してしまうこともありがちです。ですが、定位置が決まっていれば、新聞紙に包んであっても中身を確認することなく取り出せますよね。

また、定位置を決めるときは見やすいよう、大きい野菜を奥に、小さい野菜を手前に収納するのがポイントです。

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形状別・タイプ別の野菜収納のコツ

では具体的に、どのように野菜を収納していくのがいいのでしょうか?野菜のタイプ別に具体的な収納方法を考えてみました。野菜室は、上下段に分かれ、上段はトレーになっている一般的なタイプを想定しています。

大きな野菜はそのまま収納

大きな野菜はそのまま収納

キャベツや白菜などの大きな野菜はそのまま収納すると出し入れがラク。野菜室の奥に置いても大きくて目立つので忘れる心配はありません。野菜室の下段奥に定位置を決めて、新聞紙に包んでも分かるようにしておくとよいでしょう。

空きスペースに小さな野菜を入れない!

大きな野菜を使い終わり、空きスペースができても、別の小さな野菜を入れないように心がけてください。小さな野菜の存在を忘れてしまい、うっかり大きな野菜を重ね置きしてしまう可能性があるからです。
重ねられた野菜が大きな野菜を使いきった頃に出てくるのを避けるためにも定位置の決定はとても大切です。

細長い野菜は「立てる収納」または「縦置き」

細長い野菜は「立てる収納」または「縦置き」

キュウリやゴボウのような細長い野菜は「立てる収納」が向いています。いきなり収納ケースを購入するよりも、まずは適度な高さにカットした牛乳パックを試してみるのがおすすめです。
牛乳パックは、長ネギやゴボウを立てて収納するのに便利。野菜が長すぎるようなら半分にカットして、立てやすいようにしてくださいね。

ニンジンやナスは牛乳パックの大きさだと1〜2本しか入りません。ですから、1袋分くらい立てて入れられるケースを選ぶか、大きなケースに仕切りを入れるとスッキリと種類別にまとめられるでしょう。 ほうれん草や小松菜、水菜のような葉物野菜もできれば立てて収納したい野菜です。

細長い野菜を横置きにしない!

立てずに倒して収納したい場合は、上段トレーに「縦向き」に置くと使い忘れを防ぎやすくなります。横置きするとトレー奥の野菜が忘れられやすいからです。

ものめずらしい野菜は目立つ位置に

ものめずらしい野菜は目立つ位置に
(画像出典)PIXTA

ものめずらしい野菜を買ったとき、調理しきれずに腐らせてしまうことがありませんか?普段あまり使わない野菜を買ったときは、もっとも目立つ上段トレーの手前に収納して、優先的に使いきるようにしましょう。
購入時に2パターンほどメニューを考えておくといいかもしれませんね。とにかく奥にしまわないようにするのがポイントです。

使いかけの野菜は収納ケースを活用する

使いかけの野菜は収納ケースを活用する

使いかけの野菜も、上段トレーの見える位置に収納しておくのが大事。ですが、ラップに包んでそのまま置いておくと、トレーをスライドさせたときの勢いで奥に転がってしまう可能性があります。
転がるのを防ぐために、使いかけ専用の収納ケースを置いてみてください。上段トレーにまとめておけば、優先的に使う意識ができていくでしょう。

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野菜室を見直して食品ロスのない冷蔵庫に

野菜室を見直して食品ロスのない冷蔵庫に
(画像出典)PIXTA

冷蔵庫の野菜室の収納は、とにかく全部が見渡せるようにするのがポイントです。定位置を決めてきちんと管理しておけば、数ケ月後に野菜が干からびた状態で見つかることはありません。新鮮な野菜を新鮮なうちに使いきることは衛生面でも美味しく食べるためにもとても大切なこと。

冷蔵庫の野菜室を整理することで、使いたい野菜を見つける時間を短縮できれば、それだけ料理の効率もアップします。使いかけの野菜を優先的にメニューに組み込めば食品ロスが減るでしょう。そして食品ロスが減れば、食費の節約にもつながります。
ですからぜひ、冷蔵庫の野菜室の収納を見直してみてくださいね。

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