キッチンのシンク下を見直せば収納力も使いやすさもアップ!

キッチンのシンク下を見直せば収納力も使いやすさもアップ!

キッチンのシンク下は収納ケースが置きづらく、デッドスペースができやすい場所です。シンクや排水ホースが邪魔して、なかなかピッタリ収まりません。
なので、片付けたくてもどこから手をつけていいか分からず放置しがち。使いにくいと思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、整理収納アドバイザーがキッチンのシンク下のスペースを有効活用できる収納方法をご紹介!使いやすいシンク下収納にして、家事効率を上げていきましょう。

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シンク下の収納が難しい原因

キッチンのシンク下に使える収納ケースは限られています。
なぜなら形状がいびつだからです。シンク下には、シンクの出っ張りや排水ホースがあります。また、浄水器のフィルターが設置されているご家庭もあるでしょう。奥行きが位置によって異なるので、大きな収納ケースは使えません。

また、シンク下は湿気によるカビが発生しやすいため缶詰以外の食料品を保管するには向かない場所です。

このように、収納ケースも収納できるモノも選択肢が少ない点が、シンク下収納の難しい理由なのです。

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シンク下にはどんなモノを収納するのがいいの?

(画像出典)shutterstock

シンク下には、家事動線を短くするためにシンク周りで使用するモノを収納するのがベスト。シンク下には以下のようなモノの収納が適しています。

  • 袋物(レジ袋、ゴミ袋、ジッパーバッグなど)
  • 食器洗い用の道具(洗剤類、スポンジ、手拭きタオルなど)
  • キッチンの掃除グッズ(洗剤類、スポンジ、ゴム手袋など)
  • シンク周りで使う調理道具(ボウル、ザル、包丁、まな板など)
  • お弁当箱や保存容器
  • 鍋類、ホットプレート
  • ゴミ箱

上の3つは、過剰にストックを持ってしまいやすいです。収納を見直す前に、多すぎるモノは減らしましょう。増やさないよう心がけるのが大切です。

鍋類はコンロ下に収納してもOK。ゴミ箱は外に出しておきたくないときの選択肢の1つとして捉えてください。
家庭によって収納力やモノの量は違います。家事動線を考えながら自分にとってベストな収納を見つけていきましょう。

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シンク下の収納に合った収納グッズは何がいいの?

シンク下の収納に合った収納グッズは何がいいの?
(画像出典)PIXTA

シンク下は、引き出しになっているタイプもありますが、開き戸タイプのほうが多いです。

開き戸タイプは、モノを出し入れするときに「扉を開く」という動作が必要なので、引き出し付きの収納ケースを置くと動作が1つ増えてしまいます。動作が増えると出し入れが面倒に感じることも。

よって、収納用品は「引き出しなし」「フタなし」タイプを選ぶと出し入れが簡単です。そして、シンク下の形状に対応できるラックやグッズを使って収納用品を並べていきます。
これらの収納グッズは、事前にシンク下のサイズをしっかり測って必要な数だけを購入しましょう。

ではシンク下収納に使いやすいグッズをご紹介します。

シンク下用の伸縮ラック

シンク下で使える伸縮ラックが家具・インテリア量販店やネット通販などで購入できます。
シンク下の広さに合わせて高さと横幅を自由に変えられるので便利。引っ越しても使えます。上下2段に分けられるので、デッドスペースになりがちな上の部分を活用できます。

ラックの上に袋物や布巾を入れた収納カゴを乗せたり、ザル・ボウルや保存容器などを置いたりするといいでしょう。
100円ショップや家具・インテリア量販店にあるような積み重ねラックを組み合わせて使うのもおすすめです。

突っ張り棒

突っ張り棒

シンク下の横幅に合った突っ張り棒を2本用意して平行に突っ張らせます。その上に100円ショップで購入できるような板を乗せます。これで簡単なラックの完成です。そこに収納カゴをセットします。

落下の可能性を考えて、スポンジのような軽いモノの収納をおすすめします。
1本だけ突っ張らせて、ゴム手袋や布巾を掛けておいても便利です。

ファイルボックス

ファイルボックスを使って洗剤やゴミ袋をまとめると管理しやすくなり、過剰ストックを防げます。
ファイルボックスの良い点は、雑然として見える洗剤のパッケージを隠せる点です。扉を開けたときスッキリして見えます。

洗剤が液だれしてもそのままファイルボックスを洗うだけ。ファイルボックスごと取り出せるので、シンク下の拭き掃除も簡単です。

収納カゴ

(画像出典)shutterstock

ラックの上段には、モノを直接置くよりも収納カゴに入れたほうが出し入れ簡単。同じカゴで揃えると統一感が出ます。

籐や木製のカゴは、湿気でカビが発生する恐れがあるので避けたほうが無難です。プラスチックやアクリル、スチール素材のカゴをおすすめします。

シンク下は収納用品を使って用途別にまとめると把握しやすい

(画像出典)shutterstock

シンク下に収納するモノは用途別に分けて、布巾は布巾、スポンジはスポンジといったように、収納カゴにまとめておくと管理しやすくなります。

収納用品が透明でなく、中身が分からない場合はラベルを貼りましょう。家族全員が把握できるようにすると、いちいち場所を聞かれなくなります。

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収納を見直して出し入れ簡単なシンク下にしましょう

収納を見直して出し入れ簡単なシンク下にしましょう

シンク下はごちゃごちゃしがちです。けれども、出し入れしやすい仕組みを作ってしまえば、モノの管理が楽になります。

収納の見直しの効果は、探し物の時間が節約できるだけではありません。ストックの無駄買いがなくなって金銭的な節約にもなります。ですから、ぜひシンク下収納を見直してみてくださいね。

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