「ぐるんぱのようちえんに行ってみたいなぁ~」
とこの絵本を読むとつい思ってしまいます。お皿のプールや大きな靴でのかくれんぼも楽しそうだけど、ぐるんぱの作ったビスケットを一口でも食べてみたいなと思うのです!

大きなビスケットなので絵本に出てくる子ども12人で食べてもまだまだなくなりません。みんなでちぎりながら食べたら、楽しくて時間の過ぎるのも忘れてしまいそうですね。
今回はぐるんぱが作った大きなビスケットを再現してみました。仕上げに卵黄を塗って焼くと表面がツヤツヤしてキレイに仕上がりますよ。
目次
材料(大きなビスケット1枚分)
- サラダ油 60g
- 砂糖 40g
- 牛乳 大さじ3
- バニラオイル(あれば)※ 少々
- 薄力粉 200g
- 卵黄 1個
※バニラエッセンスでも代用できますがバニラオイルのほうが加熱調理時に香りが輝発しにくいです。
作り方
1ボウルにサラダ油、砂糖、牛乳、バニラオイルを加えて混ぜます。

2このようにとろっとした状態になればOKです。

3ふるった薄力粉を加えて混ぜ合わせます。

4このくらいまとまったら、最後は手で軽くこねます。

5生地をラップで包んで冷蔵庫で30分休ませます。

6生地をラップではさんだら麺棒で薄く伸ばします。

7生地の周りをナイフでお花型に切り抜きます。

8余った生地を使って模様や文字を作ります。

9刷毛で溶いた卵黄を塗ります。

10180度に予熱したオーブンで20分ほど焼いたら完成です。

子どもと一緒に作っても楽しい大きなビスケット
今回は娘と一緒にビスケットを作ってみました。バターではなくサラダ油を使っているので少しくらい手でこねてしまってもベタベタすることが少なく扱いやすい生地です。
大きなビスケットって子どもにとって特別なようで、とても喜んでくれましたよ。焼き上がりを待つ時間も、そわそわ…そわそわ…。
粗熱がとれる前に我慢できないでちぎって食べていました。冷める前の焼きたてはサクサクではなくふっくら柔らかく、ビスケットの湯気が口の中で広がってそれもまた美味しいのです。作った人だけの特権ですね。

この本に登場したおやつです!
【参考文献】
西内 ミナミ (著), 堀内 誠一 (絵)『ぐるんぱのようちえん』福音館書店,1966