今回紹介するのはブラジルの伝統的なお菓子、ブリガデイロです。
普段のデザートとして人気なだけでなく、子どものお誕生日パーティーにも欠かせないお菓子なのだとか。
見た感じはトリュフです。でもこのお菓子は、チョコレートではなくココアパウダーを、生クリームではなくバターを使い、甘味は砂糖ではなく練乳。この材料を煮つめて作っていくのです。
練乳のミルキー感と甘さが口の中で広がるお菓子です。
しっかりと冷やしてもトリュフのように固くはならず、中はとろ~っと柔らか。甘さはかなり!あるので、一粒で十分満足できる味わいです。
ココアと練乳とバターを煮つめたらどんな味になるのか、作って食べるまではなかなか想像できませんよね。
ぜひ作って味を確かめてくださいね。
目次
材料(15個分)
- 練乳 350g
- 無塩バター 10g
- ココアパウダー(無糖) 30g
- サラダ油 適量
- チョコクランチ、チョコスプレーなど お好みで
作り方
1フライパンに練乳、ココアパウダー、無塩バターを入れて火にかけます。
2ヘラでかき混ぜながら弱火で煮つめていきます。
3少しずつとろみがついてきます。焦げやすいので弱火でじっくりと煮つめていきましょう。
4ヘラでフライパンの底をなぞったときにしっかり跡がつくくらいまで煮つめたら、火を止めます。
5サラダ油を塗った保存容器(耐熱)に入れて冷まします。
6手にサラダ油を馴染ませ、15等分した生地を丸めていきます(サラダ油を塗らないと生地が柔らかいので手にくっついてしまいます)。
7お好みでチョコクランチ、チョコスプレーなどを周りにまぶしたら完成です。
甘くて幸せ~!一粒をゆっくり食べたいブリガデイロ
日本では「甘さ控えめ」が人気ですが、ブラジルをはじめ南米ではお菓子はがっつり甘いもの。このブリガデイロのように、練乳を使った特別に甘いお菓子も多いんです。
そのため一度にたくさん食べるのは難しいかもしれません(笑)。一粒をゆっくりと口の中で溶かしながら味わいたいですね。
練乳ならではのこっくりとした風味の美味しさがいいですよ。周りにつけるトッピングはお好みで変えても大丈夫です。柔らかい生地で完全には固まらないので、トッピングは必須です。