小さなころ、「ぐりとぐら」を絵本で読んだことのある方が多いのではないでしょうか?
“ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら”
私と5歳の娘も料理が好きなので、絵本のページをめくっては「いいな、美味しそう~」と眺めています。

ぐりとぐらの作る大きくてふんわりとしたカステラの美味しそうなこと。きっと甘くて優しい味がするんでしょうね。できあがったカステラを森のみんなで分け合って食べるところもいいなぁと思います。
目次
材料(15cmのスキレット1台分)
- 玉子 2個
- 砂糖 70g
- はちみつ 大さじ1
- バター(生地に入れる用) 40g
- 牛乳 40ml
- 薄力粉 80g
- バター(スキレットに塗る用) 少々
作り方
1 ボウルに卵白を入れたらホイッパーでピンとツノが立つまで泡立てます。
泡立ったら砂糖35gを入れて混ぜ合わせます。
(砂糖を最初から入れると泡立ちにくくなるので後から加えましょう)

2 別のボウルに卵黄、砂糖35g、はちみつを入れてホイッパーで泡立てます。

3 このように混ぜる前の卵黄と比べてとろりと白っぽくなるまで泡立てましょう。

4 バターと牛乳を一緒に湯せんにかけて溶かし、3 に入れ混ぜます。

5 4 にふるった薄力粉を加えて混ぜます。

6 5 に泡立てておいたメレンゲを2~3回に分けながら加え、ゴムベラらでさっくりと混ぜ合わせます。

7 このように柔らかいクリームのような生地ができあがります。バターが入っているのでツヤもあります。

8 バターを塗っておいたスキレットに生地を流し込んだら180度に予熱したオーブンで30分ほど焼きます。

9 できあがり!

みんなでちぎりながらホカホカの出来立てを食べたくなるカステラ
最初にも書きましたが、私はぐりとぐらのカステラをみんなで分け合って食べるシーンが好きです。みんなで美味しいものを食べると、一人で食べるよりも何倍も幸せになりますよね。
バターとミルクの香りがふわっと感じられて、どこか懐かしい味わいのカステラ。シンプルですが玉子の風味も感じられて止まらなくなる美味しさです。
包丁で切り分けてもいいけれど、たまにはぐりとぐらみたいに手でちぎって食べるのもいいですよ。

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【参考文献】
なかがわ りえこ(著), おおむら ゆりこ(絵)『ぐりとぐら』福音館書店, 1967年
※引用部分:pp.1-2