肌寒くなってきたら読みたくなる絵本『どんぐりどらや』です。
森に住んでいるどんぐりたちが、みんなで力を合わせてどら焼きを作ります。美味しそうなどら焼きの皮に、これまた甘くて柔らかそうなあんこをたっぷりはさんで……。
どんぐりたちも色々な形で個性あふれる性格なので、読んでいると愛着が湧いてきます。どんぐりたちに混じって私も一緒にどら焼きを作りたいな……と思います。
私はどら焼きを作るとき、いつも隠し味にはちみつを入れています。風味が出ますし、しっとりとした生地になるからです。またベーキングパウダーではなく重曹を使います。重曹を使うと焼き色が濃く出て、和菓子独特のほんのりとした苦みも加わるためです。
自分でどら焼きを作るのですから大きさも自由でいいんです。ミニどら焼きやビッグどら焼き…どうぞ自分の好きなサイズで楽しく作ってください。
目次
材料(8個分)
- 卵 3個
- 三温糖 130g
- はちみつ 大さじ2
- 薄力粉 180g
- 重曹 小さじ1
- 水 40ml
- サラダ油 少々
- あんこ(つぶあん) 300g
作り方
1ボウルに室温に出しておいた卵、三温糖を入れて混ぜます。
2ハンドミキサーで白っぽくふわふわになるまで泡立てます。
3はちみつ、水を加えて混ぜます。
4ふるった薄力粉、重曹を入れて混ぜます。
5どら焼きの生地ができました。ホットケーキよりも少しゆるい感じです。
6フライパンに薄くサラダ油をひき、おたまですくった生地を流し込みます。
7生地がぷつぷつとしてきたら裏返します。
82枚焼けたら、片方の生地にあんこを乗せます。
9もう1枚の生地であんこをはさんだら、周りの生地を押さえて密着させます。(あんこを見えなくするようなイメージです)
これ自分で作ったの?と驚かれる手作りどら焼き
クッキーやケーキを作る人は多いけれど、どら焼きを作る人ってあまりいませんよね。
あんこが好きな人にあげたら絶対に喜ばれるどら焼き。じっくりと弱火で焼いた生地はこんがりとしたどら焼き独特の茶色です。はちみつや三温糖がたっぷり入っているので生地はしっとりふわふわ、少しもっちりとしています。
お店のようなどら焼きが完成するとつい、どら焼き屋さん始めようかな!というワクワクした気持ちになりますよ(笑)。コロコロと丸いどら焼きがいっぱい並んだお皿を見ているとそれだけで幸せな気持ちになります。
【参考文献】
どうめき ともこ (著), かべや ふよう (イラスト)『どんぐりどらや』佼成出版社, 2005年