こんにちは、野菜農家のホマレ姉さんです。
残暑も和らぎ、過ごしやすい日が増えてきましたね。
夏には食も細り、身体も痩せてしまいましたが(ウソです……)、今では食べるモノが美味しくて、美味しくて、幸せ一杯の毎日です。
そこで今日は、この季節になると私が必ず作る秋の味覚を使ったレシピをご紹介したいと思います。サツマイモとりんごを使ったおやつのレシピなのですが、朝食やブランチにもピッタリなので、覚えておくととても重宝する一品だと思います。
使用するサツマイモは何でもいいですが、安納芋のような水分が多くねっとりし過ぎるような品種は避けた方が無難です。
りんごについても品種は何でもいいのですが、酸味が強い紅玉やジョナゴールドを選ぶとよりベターかな。特に紅玉は色が鮮やかに出るのでオススメですが、最近はあまり見かけないので、運よく見かけたら使ってみてください。
目次
サツマイモとりんごのキャラメリゼ
![完成写真](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-01-1024x769.jpg)
このレシピは少し大人味に仕上げてあるので、小さなお子さんと食べるときは白ワインを水に変えて作ってくださいね。
ではレシピと参りましょう!
材料(作りやすい量・2〜3人分)
- サツマイモ 1本(約200g)
- りんご 1個
- 干しぶどう 適量
- バター 30g
- グラニュー糖 大さじ4
- 白ワイン 大さじ2
- レモン果汁 大さじ1
- バニラアイス 適量
- ミント(あれば) 適量
作り方
1サツマイモは皮付きのまま濡らしたペーパータオルで包み、上からさらにラップで包んでから電子レンジで加熱する。(100gにつき500wで2分程度)
![作り方1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-02-1024x1024.jpg)
21を縦半分に切ってから、食べやすい大きさの乱切りにする。
![](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-09-1-1024x1024.jpg?v=1600063912)
3りんごはよく洗い、皮付きのまま8等分のくし形切りにし、芯を取り除いたらさらに半分に切る。
![作り方3](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-04-1024x1024.jpg)
4フライパンを熱してバターを入れ、溶け始めたらりんごを加えてバターが全体に行き渡るまで炒める。
![作り方4](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-05-1024x1024.jpg)
54にグラニュー糖を加え、全体に絡めるように炒める。
![作り方5](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-06-1024x1024.jpg)
6途中で干しぶどうを加えてさらに炒める。
![作り方6](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-07-1024x1024.jpg)
76が薄茶色に色づきカラメル状になったら、白ワイン、レモン果汁を加えて2〜3分沸騰させ、アルコール分を飛ばしながらりんごを煮る。
![作り方7](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-08-1024x1024.jpg)
87にサツマイモを加えてカラメルを絡めるように和える。
![作り方8](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-09-1024x1024.jpg)
9好みでバニラアイスを添え、あればミントを飾る。
![完成写真](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-12-1024x1024.jpg)
サツマイモの話
![サツマイモの話](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/09/14839-10-1024x683.jpg)
サツマイモの収穫期は品種や地域により異なりますが、だいたい9月頃〜初霜が降りる頃になります。
しかし他の多くの野菜とは違い、収穫したらすぐに出荷してしまうというワケではありません。サツマイモは掘りたてよりも、しばらく貯蔵してあげた方が甘味が増して美味しくなるからなんです。
もちろんスーパーなどに並んでいるサツマイモは、既に一定期間貯蔵したものを販売しているので、すぐに調理しても美味しくいただけると思います。
家庭菜園などでサツマイモを栽培しているって方は、サツマイモを掘り上げたら、まず半日ほど乾かし、その後表面についた土をはらい落としてください。このときに水洗いしてしまうと日持ちがしなくなるので注意が必要です。
次に保存する場所ですが、熱帯アメリカ生まれのサツマイモはとにかく寒さが苦手なので、室内の温かくて(できれば13~15℃くらい)温度変化のあまりない所に保存すると良いです。でも実際、そんな理想的な場所はなかなかないですよね。そんなときはサツマイモを新聞紙でくるみ、ダンボールなどの空気が出入りできる箱(密閉容器は×)に入れ、あまり冷え込まない場所に保存すると良いです。
サツマイモを大量に買ってしまい保存しなくてはならないときも同様の方法で保存してください。