黒豆は煮物以外にも活躍します!黒豆と鶏肉のシチュー #ホマレ姉さんのレシピ

黒豆は煮物以外にも活躍します!黒豆と鶏肉のシチュー #ホマレ姉さんのレシピ

こんにちは、野菜農家のホマレ姉さんです。
黒豆と言えば、おせちに欠かせない「黒豆煮」がすぐに浮かびますよね。でも、それ以外に何かないの?…… って人、多いんじゃないでしょうか?
そこで今日は、冬になると我が家でよく作る「黒豆と鶏肉のシチュー」のレシピをご紹介しようと思います。

身体づくりに大切なタンパク質がガッツリ摂れて、おまけに身体だけでなく心もほっこりさせてくれる何とも嬉しい一品です。
このレシピ、骨付き肉を使うのでちょっとオシャレな感じがしますが、実はこれが良いダシになってくれるんですよ。

豆の煮汁を無駄なく利用するのも同様で、このおかげでコンソメやブイヨンを使う必要が全くありません。
時間が足りなくって作れないって方は、市販の水煮を使えば豆を煮るところ(レシピの)はショートカットできますよ。

完成写真
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材料(2〜3人分)

  • 乾燥黒豆 150g
  • 鶏もも骨付き肉 300g
  • 黒豆の茹で汁 2カップ
  • ニンニク(みじん切り) 1片
  • 玉ネギ(粗みじん切り) 1/4個
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 赤ワイン 大さじ2
  • 薄力粉 適量
  • 塩 小さじ1/2

<トッピング用>

  • パン粉 適量
  • ヨーグルト 適量
  • ローズマリー(飾り用) 適宜

<鶏肉の下味用>

  • オリーブオイル 大さじ1と1/2
  • ローリエ 1〜2枚
  • ローズマリー小枝 1本
  • 塩 少々
  • コショウ 少々
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作り方

黒豆は洗い、豆量の5倍ほどの水に1晩から1日浸けておく。浮いた豆は虫が喰っているので捨てる。

工程1

を水ごと全て鍋に移し、豆の上に水が4〜5cmあることを確認して強火にかける(足りない場合は水を足す)。

工程2

煮立ったら灰汁(浮いてきた泡)をすくい取る。

工程3

火を弱火にし、落し蓋(厚手のペーパータオル)をして2時間ほど煮る。

工程4

指で豆をつまみ、力を入れずに潰せるようになったら下茹では終了。豆はそのまま煮汁に漬けておく。

工程5

鶏もも骨付き肉は脂肪を取り除き、関節部分で切り分ける。下味材料を揉み込んだら30分おく。

工程6

鶏肉の汁気を切り、薄力粉を表面にまぶす(ハーブは残しておく)。

工程7

厚手の鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかける。ニンニクの香りが出たらの鶏肉を入れて焼き色を付け、いったん取り出す。

工程8

の鍋に玉ネギを加えて炒める。

工程9

10の鶏肉とのハーブを戻し入れる。

工程10

1110に黒豆と茹で汁を加えて火を強める。

工程12

12沸いたら赤ワインを加え、灰汁と脂をすくい取り、鶏肉が柔らかくなるまで30分ほど煮る。

工程13

13塩、コショウで味を調えて器に盛り、パン粉を散らしてヨーグルトとローズマリーを添える。

工程13
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黒豆の話

私の住む場所は黒豆栽培の盛んな所で、この辺りの人たちは皆んな「黒大豆」と呼んでいます。そうです、黒豆は大豆なんです。

黒豆は一般的な大豆よりも二回りくらい大きな実ですが、大豆なので豆腐や納豆だって作ることができちゃいます。皆さんがビールのアテとして大好きな枝豆は、大豆がまだ堅くなる前の若い実を収穫したものですが、黒豆の枝豆だって勿論あります!「あります!」どころか、これがメチャ旨いんです。普通の枝豆よりも実がふっくらしているので歯ごたえが良く、甘味も強いんです。

お正月とかに食べる黒豆は完熟して堅くなった実ですが、その収穫作業は真冬に行われて過酷なんですよ。寒風に晒され鼻水垂らしながら1本1本堅くなった茎を刈り取って、しばらく畑で放置して乾かします。
それから豆を脱穀し、選別作業を経て、ようやく出荷されるんですから黒豆が少々お高いのは納得ですよね。

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