冬キャンプでBBQをするのは寒いですが、夏ではできない“あったかメニュー”が楽しめる時期。キャンプ好きの我が家が実際に試してみて、冬にぴったり!と思った5品をご紹介したいと思います。おまけ編(焚き火をしながら食べられる簡単メニュー)もぜひご覧ください。
目次
翌朝はおじやに!冬キャンプの定番「ミルフィーユ鍋」

材料(4人分)
- 豚バラうす切り 400g
- 白菜 1/2株
- だしの素 大さじ2
- 水 1200ml
- しょうゆ 大さじ2
- みりん(なくても可) 大さじ1
- 塩 小さじ1
- ポン酢、大根おろし、小ねぎなど お好みで適量
レシピ
1白菜を1枚ずつはがし、白菜と豚肉を交互に重ねていく(5~6段位になります)。
2全て重なったら5cm幅に切り、鍋の外側から立てて敷き詰める。
3だしの素を全体にまぶし、水、みりん、しょうゆ、塩を加えて火(カセットコンロ)にかける。
4カセットコンロの中火で約15分、火が通ったら完成。
5お好みでポン酢や大根おろし、小ねぎをトッピング。

翌朝は余った具材が入った鍋に、ごはん(適量)、溶き卵1個、小ねぎ少々、だしの素少々、醤油少々を入れて煮込み「おじや」を味わってみて。
翌朝は熱々うどんに!食べやすい&ワイワイ楽しめる「串おでん」

材料(4~5人分)
- おでんだし 1000~1500ml ※鍋の大きさに合わせて
- オイスターソース 大さじ1
- おでんの具 お好みで(例:下処理済の牛すじ、こんにゃく、はんぺん、結びこんぶ、焼きちくわ、ちくわぶ、揚げボール、ウィンナー、ゆで卵、大根など)
竹串30~40本を用意してください。
オイスターソースはなくてもいいのですが、入れるとグッと美味しくなります!
下ごしらえ
キャンプ場で作業してもいいですが、
- こんにゃくは格子状に切れ目を入れ下ゆでしておく
- 練り物はさっと熱湯をかけ、油抜きしておく
- 大根は下ゆでし、おでんだしで軽く煮込んでおく
- ゆで卵を作っておく
といった準備をして持参すると、時短になります。
作り方
1各おでんの具を竹串に合ったサイズに切る。
2竹串に具材を刺す。
3おでんだし、オイスターソースを入れて、カセットコンロで一煮立ちさせる。
4大根、牛すじ、こんにゃく、ゆで卵を3に入れて弱火で20分煮る。
5はんぺん以外の練り物と結びこんぶを追加し、弱火で15分煮る。
6最後にはんぺんを入れ、弱火で1分煮て完成。

翌朝は余ったおでんのスープに、うどん(生麺/冷蔵タイプ)を入れて少々煮込み、刻んだねぎをトッピングし「熱々うどん」にしてみて。
炭火焼きおにぎりと一緒に食べる「すいとん入り豚汁」

材料(4人分)
- 豚バラ切り落とし 150g
- 具材(大根、にんじん、里芋、こんにゃく、しめじ、長ねぎ、油揚げなど) お好みで適量
- すいとん(市販) 適量
- 水 1000ml
- だしの素 小さじ1
- 味噌 大さじ5
- みりん 大さじ1
- 七味唐辛子、刻みねぎなど お好みで適量
下ごしらえ
キャンプ場で作業してもいいですが、
- こんにゃくや里芋などは下ゆでしておく
- 油揚げはさっと熱湯をかけ、油抜きしておく
といった準備をして持参すると、時短になります。
レシピ
1具材をそれぞれ食べやすい大きさに切る。
2鍋に水、だしの素、具材を入れて、アクを取りながらカセットコンロの中火で15分煮込む。
32にすいとんを追加して2~3分煮込み、味噌とみりんで味を調える。
4お好みで七味唐辛子や刻みねぎをトッピングして完成。

豚汁は「炭火焼きおにぎり」と一緒に食べるのがおすすめ。熱した炭を並べた焚火台に網を乗せ、その上で醤油を塗った白ごはんのおにぎりを両面こんがり色が付くまで焼いて出来上がり。
たくさん作って翌日カレーに!「ジンジャーポトフ」

材料(8人分)
- キャベツ 1/4個
- にんじん 1本
- かぶ 3個
- 玉ねぎ 1個
- ウィンナー 5~6本
- 生姜(すりおろし) 小さじ1
- 水 1600ml
- コンソメキューブ 2~3個
※翌日のカレー(4人分)を含め、8人分としています。
作り方
1野菜とウィンナーをお好みの大きさに切る。
2鍋に水、野菜、コンソメキューブを入れてカセットコンロの中火で15分煮込む。
32に生姜、ウィンナーを加えてさらに5分煮込んだら完成。

ポトフをたくさん作って、翌朝(もしくは翌昼)用にカレーにアレンジすることもできます。余ったポトフに水(適量)を足して煮込み、お好みのカレールウを入れるだけでOK!
ホットサンドメーカーで作る「焼き肉まん」

材料(4人分)
- 市販の肉まん(あんまん、ピザまんなどでもOK) 4個
- ごま油 適量
レシピ
1ホットサンドメーカーにごま油を薄く塗る。
21に肉まんを1個挟んで火(カセットコンロ)にかける。
3裏返しながら中火で約3分、こんがり焼き目が付いたら出来上がり。
焼き肉まんだけだと物寂しいかもしれませんので、夕食にする場合はジンジャーポトフと一緒に食べるのがおすすめ。相性抜群です!
<おまけ編>焚き火をしながら作れる簡単メニュー
冬だけどBBQがしたい、肉焼きたいっ!て方もいますよね(私がそうなのですが……)。そんな時は焚き火で簡単に調理してみて。そうすることで焼きたい欲が解消されますよ。
焚き火に入れるだけ!「明太じゃがバター」

1じゃがいもを半分に切り、アルミホイルで包みます。
2焚き火の下の方に入れて待つこと15分、竹串がす~っと刺さる位に焼けたら取り出します。
3トッピングにバター、明太子(おすすめはチューブタイプ)を乗せたら、「明太じゃがバター」の出来上がり。
焚き火で炙るだけ!「串焼き肉」

BBQ用の串にお好みの味付きの牛肉を刺し、焚き火で炙るだけの簡単調理。均等に火が入るよう、くるくる串を回しながら焼くのがコツです。牛肉の代わりにウィンナーを焼くのもいいでしょう。
桃の缶詰で作る「ホットワイン」

1鍋の中に赤ワインを適量入れ、カットした缶詰の桃とそのシロップを入れて温めます。
2お好みでシナモンスティック(またはシナモンパウダー)を入れたら完成。
最後に

冬は外でBBQをするには寒いですが、この時期だからこそ美味しくいただけるあったかメニューで冬キャンプを楽しんでみてください。テントの中でこたつを作り、そこで鍋パーティーするのもいいですね。あ~私もキャンプに行きたくなってきちゃいました。次はモツ鍋を作ろう……と計画中。みなさんもぜひ、色々なあったかメニューに挑戦してみてくださいね!