こんにちは、野菜農家のホマレ姉さんです。
店頭に並ぶキノコのほとんどは一年中出回っていますが、それでもキノコと言えば「秋」のイメージが強いのは姉さんだけではないはずです。さすがにマツタケには手が出ませんが、マイタケやシメジなどの、手軽に使えて財布にも優しいキノコは食卓に欠かせませんよね。
そろそろ温かいものが恋しい季節になってきましたし、今日はそのキノコたちをタップリ使ったポタージュを作りたいと思います。お布団から出るのが辛くなる朝はもちろんのこと、身体を温めてホッとしたい夜などにもピッタリのレシピですよ。

目次
材料(2人分)
- じゃがいも 1/2個(75g)
- エリンギ 60g
- マイタケ 40g
- シイタケ 1個
- 玉ねぎ 1/4個
- 牛乳 180ml
- 生クリーム 25ml
- オリーブオイル 大さじ2
- バター 5g
- 塩、こしょう 各少々
※ミキサーまたはハンドブレンダーが必要です。
作り方
1エリンギとマイタケ、玉ねぎを薄切りにし、じゃがいもは皮を剥いてサイの目に切る。

2鍋にオリーブオイル大さじ1とバター、1の玉ねぎを入れて弱火にかけ、玉ねぎが透き通るまで炒める。

32に1のエリンギとマイタケを加えて塩をふり、軽く炒めたら、蓋をして蒸し煮にする。

43に1のじゃがいもを入れたらヒタヒタの水(材料の表面が水面から見え隠れするくらい)を加え、じゃがいもが柔らかくなるまで弱めの中火で煮る(水がなくならないように注意する)。

5シイタケを縦に3〜4mm程度の薄切りにする。

6小さなフライパンにオリーブオイル大さじ1を熱して5のシイタケを入れ、両面を揚げ焼き(焦げやすいので注意)にしたらペーパータオルの上にのせて余分な油を取る。

74の鍋を火から下ろし、ミキサー又はハンドブレンダーでピュレ状にする。

87に牛乳と生クリームを加えて混ぜ合わせたら、沸騰させないように温め、塩で味を調える。

98を器によそい、生クリーム(分量外)を垂らしてこしょうを挽き、6のシイタケの揚げ焼きを添えて完成。

キノコの話

ホマレ姉さんは野菜農家なのでキノコの話は詳しくありませんが、田舎に住んでいると庭でキノコを栽培してる家をよく見かけます。山仕事で手に入れたコナラやミズナラなどの原木に種駒と言われるキノコの菌を打ち込み、風通しのよい木陰などに置いてあります。
キノコの種類はシイタケが一番多いですが、中にはヒラタケやナメコを栽培している家もちょくちょく見かけます。
最近はホームセンターなどで、種駒を既に打ち込んでる原木を販売しているところもあるので、興味のある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。日陰で雨が当たり、風通しのよいところに原木を設置するのがポイントです。成功するかどうかは、この環境によって100%決まると言っても過言ではありません。
庭に適当な木陰などがあれば理想ですが、無い場合には遮光ネット(ホームセンターで売ってます)などを利用するという手もあります。