こんにちは、野菜農家のホマレ姉さんです。
今日は口だけではなく、目にも美味しいミニトマトのコンポートと、それをチョッとアレンジしたワンランク上のオシャレなレシピの紹介です。

コンポートは白ワインを使って大人味に仕上げていますので、女性はもちろんのこと、男性の方にも喜ばれると思います。一見すると難しそうに見えるかもしれないけれど、そんなことはありません。むしろ、普段から料理をされる方にとっては簡単に思えるんじゃないかな。
ミニトマトは赤だけでもかまいませんが、最近よく目にするカラフルなミニトマトを使えばオシャレ感増し増しです。
家庭菜園などでミニトマトを栽培しているって人なら、多めに作ってビンに詰め、保存しとけば長く楽しめるし、お友達にお裾分けしてもいいですね。
これから秋まで、トマトのシーズンはまだまだ長いので、チャンスがあったら是非とも作ってみてくださいね。
目次
ミニトマトのコンポート

材料(作りやすい量)
- ミニトマト 250g
- 白ワイン 100ml
- グラニュー糖 大さじ3
- 塩 小さじ1/2
- 水 100ml
作り方
1ミニトマト以外の材料を鍋に入れ、沸かしてから粗熱をとる。

2ボウルに冷水を用意する。

3ミニトマトのヘタを取り除き、反対側に楊枝で2〜3mmの深さの穴を開ける。

4鍋に湯を沸かし、沸騰したら3のミニトマトを固い順に入れ、10秒ほど茹でる。

54を網杓子で掬い、2の冷水に入れる。

65のミニトマトの皮を剥き、1のコンポート液に浸け、半日ほど冷蔵庫で冷やす。

ポイント
ミニトマトを茹で過ぎないように注意してください。皮が弾けなくても楊枝を刺した場所から皮を傷つけると上手く剥けます。
ミニトマトの前菜

材料(6個分)
- ミニトマトのコンポート 6個
- 粉寒天 2g(小さじ1)
- 白ワイン 100ml
- グラニュー糖 大さじ3
- 塩 小さじ1/2
- 水 100ml
<必要な道具>
- 直径6cmくらいの器(グラスやミニボウルなど) 6個
- ラップ(20cm幅) 適量
- ビニールタイ 6本
作り方
1ミニトマトのコンポートの中から使うものを選び、冷水を用意しておく。

2器に20cmの長さに切ったラップを敷く。

3鍋にミニトマト以外の材料をすべて入れ、かき混ぜながら煮溶かし、1〜2分沸騰させてから粗熱をとる。

42に3を大さじ1流し込み、ミニトマトのヘタ側を下にして入れる。

54にとろみのついて固まりかけた3を大さじ1〜1.5ほど流し込む。

65のラップを絞り、ビニールタイで留める。

7冷水に6をラップごと浸けて冷やし固める。

ポイント
- 寒天液は少し多めに作っておいた方が安心です。
- 4で寒天液が熱過ぎるとラップが破れる場合があるので注意してください。
トマトの話

トマトはナスやピーマン、キュウリなどと並んで外すことのできない夏野菜ですね。
家庭菜園が趣味の方だったら、トマト栽培は毎年のようにチャレンジされているのではないでしょうか。
一応農家の端くれでもある姉さんも毎年作りますよ……ですが実を言うと、ほとんど出荷したことがないんですよ。
だって、なかなか納得のできるモノができず、いつも実験で終わってしまうんですもの……トホホ。
そもそもトマトは、南米のアンデス生まれの野菜なので、雨が多くジメジメしてる日本の夏は大嫌いなんです。
なので、日本で良質のトマトを栽培しようと思うなら、苦手な雨が当たらないように雨よけなどの工夫をしてあげなくてはいけません。
また、日中は暖かいけれど夜間は少し冷え込むくらいの気候が好きなので、真夏は信州などの高原や東北や北海道などの北国が栽培に適しています。
それ以外の地域では真夏より、むしろ朝晩が冷え込むようになる9月下旬から10月くらいの方が美味しいトマトが収穫できます。
トマトの栽培をしてみたいと思う方は、大玉のトマトよりも作りやすいミニトマトの方がオススメです。ミニトマトなら庭がなくてもプランターで十分だし、なんと言っても水のコントロールがしやすいです。
お皿にチョコッとのせても可愛いし、お弁当にもピッタリだし、ミニトマトがお家にあったら便利ですよ。
是非チャレンジしてみてくださいね。