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知覚過敏ケアにおすすめの歯磨き粉4選
歯科医院で塗るコーティング剤の効果は、数ヶ月ほどです。しみる症状が出るたびに歯科医院に行くのは大変ですよね。そこで、ここでは知覚過敏に効果的な市販の歯磨き粉を紹介しましょう。歯の表面にバリアを作ってくれる歯磨き粉を使用することで、自宅でも知覚過敏の予防ができます。
シュミテクト バリア&プロテクト
知覚過敏の歯磨き粉と言えば、シュミテクトのイメージが強い方も多いですよね。シュミテクトは歯の状態に合わせて、様々なシリーズの知覚過敏用歯磨き粉があります。その中でもバリア&プロテクトは、独自の方法でフッ素を歯に高浸透させてバリアを形成できるのが特徴で、1,450ppmの高濃度フッ素が配合されています。また、歯の痛みを防ぐ成分として硝酸カリウムを使用しています。
公式サイト:https://www.hagashimiru.jp/products/Barrier-and-Protect.html
システマ ハグキプラスSハミガキ
ハグキプラスSハミガキは、シュミテクトと同じ知覚過敏に効果がある成分、硝酸カリウムが使用されていて、フッ素濃度も1,450ppmです。ただ、この歯磨き粉は歯のしみる痛みを改善しながら、歯茎の健康を保つという特長もあります。酢酸トコフェロールという成分には傷ついた歯茎の組織の修復を促進させます。またトラネキサム酸には、歯茎の組織であるコラーゲンが壊れるのを防ぐ効果があるのです。
公式サイト:https://systema.lion.co.jp/product/plus/hamigaki_pluss.htm
クリアクリーン プレミアムセンシティブ
クリアクリーンのプレミアムセンシティブは、シュミテクトとほとんど同じ成分、硝酸カリウムが配合されているのとフッ素濃度が1,450ppmであることが特徴です。歯磨き粉の味はプライムミントですがミント感がそれほど強くなく、優しくスッキリする後味が残るようになっています。
公式サイト:https://www.kao.com/jp/clearclean/ccn_premium_shimiru_01.html
チェックアップ ルートケア
歯科医院で取り扱いが多い知覚過敏用の歯磨き粉が、チェックアップのルートケア。PCA(ピロリドンカルボン酸)という成分が象牙質をコーティングするので、しみる痛みを防ぐ効果があります。また研磨剤不使用なので歯の表面を傷つけることがありません。
さらにペーストタイプではなくジェルタイプ歯磨き粉のため、少量の水ですすぐことができ、歯の表面にコーティング剤が残りやすいのが特徴です。フッ素濃度は他の歯磨き粉と同じ1,450ppmの高濃度で、歯の質を高める効果があります。
公式サイト:https://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkup_r.htm
シュミテクトやクリアクリーンはドラッグストアで購入することができますが、チェックアップは歯科医院やネット販売になります。チェックアップが気になる方は、かかりつけの歯科医院で聞いてみるのがおすすめです。
歯がしみたら歯科医院で診てもらおう
歯がしみる原因は虫歯だけではありません。とはいえ、虫歯の可能性もあるので、自分で判断せずに、しみる症状が悪化する前に歯科医院で診てもらいましょう。また治療と並行して知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで、しみる症状を効率的に予防できます。適切な治療と自宅ケアを合わせて、快適な生活を送りましょう。
記事監修:林 徹(歯科医、はやし歯科医院院長)
三重県津市 高茶屋小森町356-2林歯科ビル1F
059-234-0118
https://hayashi-dentalclinic.net/
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