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便利すぎたメスティン、欠点はあるの?
さまざまな調理ができる便利なメスティンですが、使っていてちょっと気になったのは以下の点。
大人数分の調理ができない
5人家族分の料理(ごはん以外)を作ろうとすると、メスティン1つでは足りませんでした。もう1つ買おうかな……。
洗うのが面倒
炊飯調理をした後、ごはんがメスティンにこびりつきます。しばらく水に浸けた後、削らないようにしっかり洗う必要があります。
空焚き注意
アルミのメスティンは焦げ付きやすいです。メスティンの底に隙間がある状態で焼くと、一部分が空焚き状態となり、焦げ付き、変色・変形の原因になってしまいます。焼いたり炒めたりする場合は、油を多めに使いましょう。
ちなみに、燻す調理も空焚きと同じような状態となります。今回、燻す調理をした際、誤って10分以上火にかけてしまい、少し変形してしまったので、火力や時間に注意が必要です。
メスティンを使用する前に行うこと(初回のみ)
メスティンを使う前には、ちょっとした作業が必要になります。手間だなとは思わず、キャンパーでしたらそこも楽しんでみましょう!
1バリ取り
メスティンの縁は結構鋭利。手をケガしないために、やすりをかけて縁を滑らかにする「バリ取り」という作業をする必要があります。
2シーズニング
もう1つ必要な作業は、メスティン本体をお米のとぎ汁や重曹などで煮沸(約30分)し、メスティンの表面に被膜をコーティングする「シーズニング」。シーズニングをすることで、焦げ付きやアルミ臭を防ぐことができるので、必ず行います。初回だけでなく、使用していくうちに焦げ付きやすくなった場合もシーズニングを行うといいですよ。
使ってみた感想のまとめ
使った感想としては大きく2つ。
- メスティンで作れるメニューは無限大!
- コンパクト&便利で手放せない!
ということでした。
使えば使うほど、レパートリーが増えて楽しくなりました。何でも作れる気がしてきたので、今後もキャンプでウケそうなメニューを開発していきたいと思います。
また、重いダッチオーブンは使用するのに気合が必要ですが、コンパクトなメスティンは思い立ったらすぐ調理ができます。キャンプに持ち出しやすいですし、おうちでサッと料理をしたい時にも便利です。
ただ、雑に扱えるアイテムとは言いづらいので、たくさん使って、どういう料理が作れるのか、どうやったら焦げやすくなるのかなど、メスティンに慣れてメスティンを知っていくことが重要だと感じました。
実際使ってみて使うメリットの方が大きいと感じたので、これからも自宅でも使い続け、メスティン研究に励みたいと思います!
【当記事につきまして】
hitotema編集部が企画・購入、ライター中島誠子さんが体験し、記事を作成しました。
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