【メスティンのレビュー】キャンパーから愛されるアイテムのレシピは無限大!

【メスティンのレビュー】キャンパーから愛されるアイテムのレシピは無限大!

みなさま、「メスティン」ってご存じですか?

キャンプや登山をされる方は、持っている方も多いでしょう。メスティンとはいわゆる「飯盒(はんごう)」のことで、キャンパーに愛用者が多い便利な調理アイテム。人気の理由は、ごはんを炊くだけでなくさまざまな調理ができる万能さです。

そんな素敵なメスティンの魅力に迫ってみたい!とキャンプ好きのライター中島誠子が、実際にメスティンを使った料理に挑戦。作ってみたレシピや使ってみた感想をレポしたいと思います。

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メスティンの特徴とは?

メスティンは、スウェーデンのアウトドアブランド「トランギア」が生産するアルミの飯盒です。無機質でカッコイイ上に、アルミは熱伝導率が高いため、火力が弱い固形燃料やアルコールバーナーでもごはんが炊けるという優れもの。炊飯以外にさまざまな調理ができるので、ご紹介したいと思います。

その調理法はこちら!

  • 炊く
  • 茹でる
  • 煮る
  • 蒸す
  • 炒める
  • 燻す

ほとんどの調理ができちゃいますね。
茹でると煮るは一緒では?と思うかもしれませんが、茹でるは単に火を通すこと(例:茹で卵、茹で豚)、煮るは味付けもすること(例:煮卵、煮豚)。メスティンはどちらもできます。

メスティンのサイズ

メスティンには2サイズあり、私が購入したのはラージです。

<メスティン>
重量:150g
サイズ:17×9.5×6.2cm
容量:750ml
炊飯の目安:約1.8合まで
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/kettles-cookers/tr_210.html

<ラージメスティン>
重量:270g
サイズ:20.7×13.5×7cm
容量:1350ml
炊飯の目安:約3.5合まで
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/kettles-cookers/tr_209.html

まずは基礎編。「ごはん」を炊いてみた!

まずは、メスティンのメイン調理、炊飯から挑戦してみました。

炊飯に挑戦~基本の白ごはん~

はじめてのメスティン調理にドキドキ!普段、炊飯器以外でごはんを炊くことがないので緊張です。ごはんは3.5合まで炊けますが、はじめてなので、とりあえず2合で挑戦。

材料

  • 米 2合
  • 水 400~420ml

※計りがない場合は、リベット(内側にある丸いポチ)の円の中心まで水を入れてください)

炊き方

研いだ米と水をメスティンに入れ、カセットコンロへ。

中火で5分、その後弱火で15分加熱したら、火を止めます。

保温バッグに入れ、15分ほど蒸らすと美味しくなりますよ!(早く食べたい方は蒸らさなくても大丈夫です。)

グツグツとごはんのいい香りを噴出させるメスティンを見ていると、なんだか幸せな気分に。ちゃんと炊けるかどうかのドキドキ感と、炊けた時の感動がクセになりそうです。
私は水多めの方が好みなので、420mlで炊飯。ふっくら美味しいごはんが炊けました。

今回、調理はカセットコンロで行いましたが、もちろん炭火やキャンプ用ガスバーナーを使用してもOK。小さいコンロを使用し、固形燃料の火で炊飯することも可能です。固形燃料の場合、燃料の匂いが料理に付いてしまう場合があるので、青い固形燃料(カエンニューエース)がおすすめです。

炊き込みごはんに挑戦!~やきとりの缶詰でズボラ炊き込み飯~

白いごはんを上手に炊くことができたので、次は、応用編の炊き込みごはんに挑戦してみました。メニューは、缶詰を使ったズボラ飯。

材料

  • 米 2合
  • やきとりの缶詰(塩味) 2缶
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ1
  • 鶏ガラスープの素 大さじ1
  • 水 400ml
  • (トッピング)万能ねぎ 少々
  • (後味付け)ごま油 少々

作り方

万能ねぎとごま油以外の材料をすべてメスティンに投入し、ひとまぜ。
あとは白ごはんと同じですが、食べる前に万能ねぎをトッピングし、ごま油で味を調えてください。

これ、めちゃくちゃ美味しいです!ホントに箸が止まらず、子どもたちにも人気で、あっという間に2合なくなってしまいました。醤油を使うと焦げやすいので、火力にはご注意くださいね。焦げた匂いがしてきたら火を弱めましょう。

缶詰なので持ち運びに便利で、キャンプ飯に最適!サバ缶やツナ缶など、他の缶詰で作っても美味しそうですね。

応用編!いろいろやってみよう

ごはんの次は、パスタやおかずも作ってみましょう!

茹でてみた!~生クリームを使わないカルボナーラ~

メスティンは茹でることも可能なので、麺類の調理もOK。大好きなカルボナーラをキャンプバージョンで作ってみました。

材料

  • パスタ 150g(茹で時間7分)
  • 水 40ml
  • 卵 1個
  • ベーコン 好きなだけ
  • 粉チーズ 適量
  • 塩こしょう 少々
  • 鶏ガラスープの素 (またはコンソメ)少々
  • コーヒーフレッシュ 1個

作り方

メスティンに水を入れ、水の状態から8分、半分に折ったパスタを入れて茹でます。

麺が茹で上がったら、湯切りはせずに、粉チーズ、細かく切ったベーコン、鶏ガラスープの素を入れ、ひとまぜ。(粉チーズはまとめて入れると固まってしまうので、少しずつ入れるのがポイントです。)

その後火を止め、卵、コーヒーフレッシュを入れて、混ぜ合わせます。

最後に、塩こしょうで味を調えたら出来上がり。

キャンプに生クリームや牛乳を持参するのは大変なので、コーヒーフレッシュでコクを出しました。ちゃんとしたカルボナーラの味で、いつもより美味しい!と子どもたちも大喜び。湯切りの必要がないパスタはメスティン調理に最適です。

燻してみた!~スモークチーズ&スモークナッツ~

ここまで来ると、なんでもできちゃう気がしてきました。次は燻すに挑戦!
BBQで燻製を作るには、大きな燻製器が必要なイメージですが、まさかメスティンでできちゃうとは……。今までで一番ワクワクしましたね。

なお、燻す調理をする場合は、オプションで購入できる「メスティン用のメッシュトレイ」が必要です。今回はラージメスティン用のメッシュトレイを追加購入しました。
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/kettles-cookers/tr_ss210.html

材料

  • 燻したいもの(今回はカマンベールチーズ、ミックスナッツ)
  • お好みのスモークチップ 大さじ3(今回はさくらチップ)
  • アルミホイル

作り方

メスティンの底にアルミホイルを敷きます。

その上にメッシュトレイを置き、燻したいものを乗せます。
燻したいものが細かいものや溶けやすいものは、その下にアルミを敷くといいですよ。

蓋は軽く乗せるだけでOK。

超弱火で7~10分、程よく色が付くまで燻したら完成です。

出来上がりが美しくて感動しました!おしゃれキャンパーのおつまみじゃないですかこれ!ナッツは香ばしく、99円のミックスナッツが高級ナッツに変身。チーズはスモーキー感がたまらなく、中身がとろ~っとしていて絶品!
ワインがあったら最高ですね。

焼く・煮る・蒸すもOK!

他の調理法ももちろんバッチリ!

焼いてみた!~ウインナー~

ウィンナーを焼いてみました。アルミは焦げ付きやすいので、焼く調理をする場合は油を多めに入れるといいですよ。フライパンよりすぐ熱が入る印象で、サッと焼けました。

煮てみた!~豚の角煮~

煮物もできるようなので、豚の角煮に挑戦してみました。
私は肉は焼く派なので、キャンプでやらないかな、と思いつつも、どれだけ煮物ができるものなのか検証してみることに。

メスティンに油を敷き、豚肉を両面を焼いてから煮ました。

これはビックリ。煮込み料理と言えば、分厚く重い鍋で調理するイメージでしたが、まさかうっす~いアルミのメスティンで豚の角煮ができてしまうとは!目から鱗でした。しかもお肉がホロホロで、しっかり味がしみ込んでます。

煮込み料理もちゃんとできる秘密は、容器に対してぴったりとフタが閉まること!内圧がかかりやすく、ちょっとした圧力鍋のような役割も発揮してくれるのです。圧力鍋のように時短では調理できませんが、キャンプでこれが出てきたら、おおっ!と驚かれることでしょう。

蒸してみた!~手作りシュウマイ~

燻製で使用したメスティン用のメッシュトレイを使えば、メスティンは蒸し器にも変身!我が家で人気のシュウマイを作ってみました。

こちらの画像には写っていませんが、メッシュトレイの上にクッキングシートまたはフライパン用アルミホイルを乗せると皮がメッシュトレイにくっつかず、キレイなシュウマイが出来上がります。

これも絶品ですね。冷凍のシュウマイでもいいですが、家族でワイワイ作りながら食べる手作りシュウマイは格別!自宅で大きな蒸し器を出して調理するのは面倒だな、と思う時にもこれは使える!と思いました。

便利すぎたメスティン、欠点はあるの?

さまざまな調理ができる便利なメスティンですが、使っていてちょっと気になったのは以下の点。

大人数分の調理ができない

5人家族分の料理(ごはん以外)を作ろうとすると、メスティン1つでは足りませんでした。もう1つ買おうかな……。

洗うのが面倒

炊飯調理をした後、ごはんがメスティンにこびりつきます。しばらく水に浸けた後、削らないようにしっかり洗う必要があります。

空焚き注意

アルミのメスティンは焦げ付きやすいです。メスティンの底に隙間がある状態で焼くと、一部分が空焚き状態となり、焦げ付き、変色・変形の原因になってしまいます。焼いたり炒めたりする場合は、油を多めに使いましょう。
ちなみに、燻す調理も空焚きと同じような状態となります。今回、燻す調理をした際、誤って10分以上火にかけてしまい、少し変形してしまったので、火力や時間に注意が必要です。

メスティンを使用する前に行うこと(初回のみ)

メスティンを使う前には、ちょっとした作業が必要になります。手間だなとは思わず、キャンパーでしたらそこも楽しんでみましょう!

バリ取り

メスティンの縁は結構鋭利。手をケガしないために、やすりをかけて縁を滑らかにする「バリ取り」という作業をする必要があります。

シーズニング

もう1つ必要な作業は、メスティン本体をお米のとぎ汁や重曹などで煮沸(約30分)し、メスティンの表面に被膜をコーティングする「シーズニング」。シーズニングをすることで、焦げ付きやアルミ臭を防ぐことができるので、必ず行います。初回だけでなく、使用していくうちに焦げ付きやすくなった場合もシーズニングを行うといいですよ。

使ってみた感想のまとめ

使った感想としては大きく2つ。

  • メスティンで作れるメニューは無限大!
  • コンパクト&便利で手放せない!

ということでした。

使えば使うほど、レパートリーが増えて楽しくなりました。何でも作れる気がしてきたので、今後もキャンプでウケそうなメニューを開発していきたいと思います。
また、重いダッチオーブンは使用するのに気合が必要ですが、コンパクトなメスティンは思い立ったらすぐ調理ができます。キャンプに持ち出しやすいですし、おうちでサッと料理をしたい時にも便利です。

ただ、雑に扱えるアイテムとは言いづらいので、たくさん使って、どういう料理が作れるのか、どうやったら焦げやすくなるのかなど、メスティンに慣れてメスティンを知っていくことが重要だと感じました。

実際使ってみて使うメリットの方が大きいと感じたので、これからも自宅でも使い続け、メスティン研究に励みたいと思います!

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